国勢調査速報発表 1票の格差拡大 千葉県議会
2016.02.03 - ブログ
本日、平成27年国勢調査結果(人口及び世帯数)の「速報」が発表されました。それに基づいて、千葉県議会議員定数の状況について以下で検討します。
1 1票の格差は拡大!
「速報」に基づき、平成22年国勢調査結果と比較したところ、1票の格差は最大2.51倍から2.88倍に拡大しました。
銚子市選挙区の1票と他選挙区の投票の価値を比較したところ、最小値で0.4票から0.35票へと低下しました(印西市民の投票権の価値は銚子市民と比較して0.35票となります。)。概していうと、都市部の1票の価値が低い(軽い)状態となっています。
2 逆転区も増加
人口の多い選挙区と人口の少ない選挙区の議員定数が逆転してしまっている選挙区、逆転区も増加しています。具体的には以下の選挙区です。
なお、千葉県議会では、平成31年4月に執行予定の千葉県議会議員選挙に係る千葉県議会議員の定数等の総合調整を図るため、千葉県議会議員定数等検討委員会を平成27年10月7日に設置しました。
今後、上記の国勢調査結果速報を踏まえ、県民の皆様にご納得いただけるような議論がなされるよう同委員会を引き続き注視してまいります。
(参考)
「県議会議員選挙、定数、区割り 改革ならず! 」(H26.10.15)
http://ameblo.jp/hajime-aminka/entry-11939400652.html
千葉県議会議員
あみなか肇