男女共同参画条例の制定を! 未制定は千葉県のみ 大きく新聞報道される
「女性の社会進出」「女性の活躍」が進むなか、男女共同参画を推進する条例を制定していない県は、47都道府県の中で唯一千葉県だけであることを、9月定例千葉県議会で明らかにしました。
国では、平成11年6月、男女共同参画社会の形成を総合的かつ計画的に推進することを目的として、男女共同参画社会基本法が制定され、その後、各都道府県、各市町村においても、男女共同参画条例が数多く制定されています。
具体的には、都道府県レベルでは、千葉県を除くすべての都道府県で男女共同参画条例を制定しています。
また、政令指定都市レベルでも、20のすべての政令指定都市で条例を制定しています。
それにも関わらず、千葉県においては制定に向けた検討さえしていないのが現状です。
あみなか肇から県に対する質問、「千葉県のみが、男女共同参画条例を制定しない理由はなぜか。」との問いに、県の答弁は「本県では、条例がない中であっても、第3次男女共同参画計画に基づき、県民、事業者や市町村と連携を取りながら、各種施策の取り組みがなされているところです。」と、私の質問に対して、意味ある回答をすることができませんでした。
新聞報道によれば(下段参照)、平成14年の9月県議会に条例を提案したものの、自民党の難色で継続審査になったとのこと。その後、棚上げの状態が続き、現在に至っているとのことです。
もう、それから12年が経過しました。その間、知事も変わり、県議会議員も3回の選挙を経ています。これ以上棚上げにすることは、県当局の怠慢以外の何物でもないと考えます。
今回のあみなか肇の質問を契機に、県には条例制定に向けた検討を実施するよう、強く要望しました。
以下は新聞報道の様子です。
平成26年10月3日 毎日新聞
平成26年10月3日 朝日新聞
平成26年10月3日 千葉日報
千葉県議会議員
あみなか肇