県の補正予算152億円 子育て支援の充実など
2014.09.22 - ブログ
9月県議会に補正予算(案)が上程されました。
今回の補正予算総額は約152億円。これを含めた今年度の千葉県の予算総額は約1兆6295億円となります。
152億円の歳入面での内訳は、剰余金(平成25年度の決算の結果生じた剰余金)が約91億円、国庫支出金(国からの交付金等)が約39億円、繰入金(基金等からの繰入金)が約22億円等となっています。
その一方、歳出面での内訳は、県内経済の活性化、安全・安心の確立、子育て・福祉・医療の充実など各事業への支出が75億円、基金への積立が76億円等となっています。
なお、自治体は、地方財政法第7条によって、剰余金のうち1/2以上を基金へ積立又は地方債の繰上げ償還の財源へ充てなければならないこととされています。
このため、上記のとおり、剰余金約91億円の1/2強に相当する、46億円を財政調整基金に積立てることとしています。財政調整基金とは、年度によって生じる財源の不均衡を調整するために、財源に余裕がある年度に積み立てておくもので、自治体の「貯金」に相当します。
あみなか肇は、今回の県の補正予算(案)について、
・財政調整基金等の積立金をしっかりと確保した
・東京オリンピック、振り込め詐欺や危険ドラッグ、保育・子育て、特別支援学校の整備など教育・福祉、看護師等確保等に対する対応がなされている
と、一定の評価をするものです。
是非、今回の補正予算に対する皆様のご意見をお寄せください。
千葉県議会議員
あみなか肇