– 笑顔で暮らせる千葉県づくり – 千葉県議会議員 あみなか肇

県議選 定数・区割り等 現状維持か?

議員定数等について、各会派の案が公表されています。

これらの案をもとに、議員定数等検討委員会での議論が開始されていることとなっています。

しかし、報道によれば、最大会派は3案を提案しているものの、一本化が難航しており、定数・選挙区割り等が現状のままとなる可能性も出てきたとのこと。

言うまでもなく、千葉県議会においては最大会派が過半数を占めており、実態として最大会派の考え方が県議会の考え方となります。

以前にも言及しましたが、千葉県議会議員の定数等について以下の4点が課題と考えます。

1 議員定数について

消費増税などの現在の厳しい社会・経済情勢等を踏まえ、議員が自ら身を切る改革として議員定数を減ずる必要があると考えます。

2 投票価値の平等について

(1)1票の格差について
現状では、いわゆる1票の格差は最大2.51倍となっています。これを2倍以下程度にする必要があると考えます。

(2)逆転区の解消について(下図)

人口の多い選挙区と人口の少ない選挙区の議員定数が逆転してしまっている選挙区があります。この逆転区を解消すべきと考えます。


3 「飛び地」の解消について(下図)

千葉県では、市町村合併により選挙区の飛び地が生じています(山武郡・印旛郡・香取郡選挙区)。

行政圏、実際の生活圏や経済圏に即した一体性を考慮すれば、「飛び地」を解消すべきと考えます。

報道によれば、これら4つの課題について改善等されることなく、現状維持される可能性がでてきたとのこと。

しかし、あみなか肇はこれら4つの課題について、平成27年4月執行予定の千葉県議会議員一般選挙までに必ず解決しなくてはならない極めて重要な課題と考えます。

是非、皆様のお考えをお聞かせください。

産経新聞 平成26年9月6日

議員定数維持の公算 自民党千葉県連、検討委員長が交代

来春の県議選(定数95、46選挙区)の定数見直し問題に関連し、5日に開かれた自民党県連の会合で、自民党会派内の定数検討委員長が吉本充県議から宇野裕県議に交代することが決まった。改革を進めようとしていた吉本氏の交代で、県議会の定数や選挙区割りは現状維持の方向で議論が進む公算が高まった。

吉本氏はこれまで、飛び地や1票の格差の解消を目指し、会派内の定数改革の議論を進めてきた。だが、一部の若手議員などから現状維持を求める声が上がって意見がまとまらず、改革を主張する吉本氏は4日の県連役員会で「現状維持ならば委員長職を解任してほしい」と訴えていた。

吉本氏は県議会議員定数等検討委員会の委員長も務めていたが、辞任し委員も辞める。吉本氏は「県連幹部から議員定数の改革を進めるようにといわれて委員長を引き受け、責任政党として有権者の思いと乖離(かいり)しないように努めてきたのに、残念だ」と話した。

以上

千葉県議会議員
あみなか肇