– 笑顔で暮らせる千葉県づくり – 千葉県議会議員 あみなか肇

VOL1.千葉の若者が語る、将来への想い。(あみなか肇×千葉県の大学生)

THE TAIDAN
[VOL1]若者の本音を探る!次世代を担う若者たちの声
あみなか肇 × 千葉県の大学生

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次世代を担う今の若者たち。
彼らにとって、今の日本はどう映り、そして将来をどう考えているのでしょうか?
今、生活する上での悩みや不安、就職や結婚など将来のこと。
はたまた、今の政治への考えなど。
彼らの“リアルな声”を聞いてきました!
対談日:2016年12月14日

【参加者プロフィール】

●W・Sさん(男性)
・千葉県内の大学に在学中(2年生)
・サークル活動では学生向けのイベントの企画・運営に携わる。

●S・Sさん(男性)
・千葉県内の大学に在学中(1年生)
・大学では空手部に所属。

●N・Tさん(女性)
・千葉県内の大学に在学中(2年生)
・サークル活動では学生向けのイベントの企画・運営に携わる。

●Y・Sさん(女性)
・千葉県内の大学に在学中(2年生)
・サークル活動では学生向けのイベントの企画・運営に携わる。



あみなか肇
(以下、「あみなか」):今日はよろしくお願いします!

大学生一同:よろしくお願いします!

あみなか:今日は北風が強くて寒いですね。みなさん、お集まりいただき本当にありがとうございます!今日は、これからの千葉県、いや日本の未来を担う若者たちのリアルな声を聞いてみたいと思い、みなさんにお集まりいただきました。今の暮らしのことや、将来のついての考えなど、思っていることや考えていることを、今日は遠慮なくおっしゃっていただければと思います。宜しくお願いいたします!

大学生一同:はい!

今の暮らしの満足度

あみなか:まずいちばん最初のテーマは「今の暮らしや生活について」お伺いします。みなさん、単刀直入に今の暮らしや生活はどうですか?例えば、①満足 ②やや満足 ③やや不満 ④不満の4つでいうとどのあたりでしょうか?

W・Sさん(以下、「W・S」):「やや満足」です。今は、NPO法人や大学のサークルイベントなどが企画したり運営したりして忙しく過ごしています。人間関係でとまどう部分もありますけど、とても楽しくて充実した学生生活を送っています!毎日の生活の中で少し不満に思うのは、交通整備の面ですね。千葉駅の改修工事が進んでいないような気もしてます。より使いやすい駅にするための工事は必要なことだと思いますが、この工事がいつまで続くのかな…なんて思ってしまいます。それと、大学には自宅から最寄の駅まで車で通学しているのですが、途中渋滞が多くて…。特に大きい川の付近では渋滞がひどいので、橋を増やしてくれるといいなと思います。

S・Sさん(以下、「S・S」):私も特に大きな不安はないので「やや満足」です。今千葉で一人暮らしをしているので、全体的に大きい駅とかはわかりにくいので、なるべく駅は使いたくないなと…。

あみなか:交通面でやや不満ということですかね?

S・S:はい。それと騒音とかもどうしても気になりますかね…。夜中でも車とかが結構走ってますので。ただ、野菜などの食材が安いのもいいですね。一人暮らしなので助かります!アクセスがいいので、便利です。

N・Tさん(以下、「N・T」):私も「やや満足」です。大学のサークルのイベントの企画や運営に関わっているので、大変な部分もありますが、やりがいも感じているので、とても充実しています。ただ、進路について悩んだりもしています。興味のある分野はあるのですが、それをどうやって仕事につなげていくか悩んでます。小学生まで市川市に住んでいたのですが、市川は江戸川があったり、大きな公園があったりして自然が多いイメージがあります。駅前は栄えているけど、住宅街に入ると自然があって過ごしやすいイメージがあります。

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Y・Sさん(以下、「Y・S」):私も「やや満足」です(笑)大学への進学をきっかけに地方から出てきたんですど、千葉は都会的だし、人が多くて色々な方と出会えるので楽しいです!通学時の電車がものすごく込んでいるのが不満に感じます。

あみなか:なんと、みなさん「やや満足」ですね!概ね暮らしや生活の面では満足されているようです、いいことです。いいところはもっと良くできるように、良くないところは改善できるように是非声を出していただければと思います。

卒業後の進路

あみなか:続いてのテーマは「仕事・就職」です。
みなさんは学生さんですから、けっこう気になるテーマではないでしょうか。

Y・S:やりがいのある仕事に就きたいと思って、「がんばらなきゃ!」と思ってますが、まだ何をどう頑張ればいいかわからない状態です。でも、女性は出産や子育てもあるので、働き続けるなら、戻ってこれるような公務員の方が安心ですね。親世代は、公務員がいいよ!っていいますし。

あみなか:Y・Sさんは大学2年生ですから、これから具体的に行動を起こしていくという感じですね!

N・T:まだ私も自分が社会人になるという具体的なイメージはできてないのですが、社会保障や福祉のお仕事に興味があります。やっぱり、出産と結婚があるので、終身雇用を求めます!そうすると、社会保障や雇用が安定し、福利厚生も充実している公務員の方がいいのかな…。

あみなか:福祉というと、制度に興味あるのですかね?

N・T:市で地元の人に密着して興味あるし、国家で抜本的な制度を見直すということにも興味があります!

S・S:私も就職するなら公務員が良いと思ってます。一度外れたら中々戻れないですし…。今まだ一年生ですが、一般教養とか公務員試験に必要な分野の勉強に取り組んでます!

あみなか:みなさん、仕事にはやはり保障・終身雇用など「安定」を求める傾向にありますね。

Y・S:私はどちらかというとやりがいを求めます!バリバリ働いて結果を出したいですね!

あみなか:起業などはどうですか?

W・S:私は、将来税理士として独立する!と決めてるので、大学を卒業したら、まずは税務署や国税局、もしくは民間の会計事務所に入って実務を経験して、税理士として独立するためのスキルをどんどん身に付けていきたいと思ってます!

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一同:ほぉ~すごい!(パチパチパチ)

あみなか:「やりがい」と「安定」、トレードオフの関係ではないのですが、両方とも追求できるような仕事を見つけられるよう今後の学生生活を送らなくてはなりませんね。

大学生たちの結婚観

あみなか:さてさて続いてのテーマは…「結婚」です!

N・T:やっぱり、結婚はしたいし、子どもは欲しいです。できれば、20代後半~30歳までには結婚して子どもを産めたらいいなと思います。でも、大学を卒業したら、勉強してきたことを活かしたいので、まずは働きたいですね。

Y・S:私も、将来結婚して子どもも欲しいと思ってますが、今は働きたい気持ちの方が大きいです。子どもが生まれたら、保育所にあずけて、すぐに働きに出たいのですが、保育所が見つからないっていいますし、そのあたりは少し不安です。パートナーとの考えもあります。

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N・T:女性の出産は適齢期もあるので、やっぱり子どもかな~と…。

あみなか:よく指摘されていますが、女性の場合は、仕事を覚え始めた時に出産の適齢期が重なるジレンマがありますね。仕事を覚え、独り立ちし、仕事に対して充実感を持ち始めるころに、場合によってはその築き上げてきたキャリアを手放さなくてはならないという。それどころか、会社の中で、出産・育児に対する理解がまだまだ進んでいないようなところもありますね。

W・S:私は結婚して子どもも欲しいです。自分なりの計画もできていて、25歳で結婚して、27歳で一人目の子どもが生まれればと思ってます!

一同:ほぉ~すごい!(パチパチパチ)

あみなか:渡辺さんは、仕事の方もそうですが、将来の計画がとても具体的ですね!(笑)

W・S:ありがとうございます!

S・S:私は、結婚は全くといっていいくらい、考えてません。やはり一人の時間は大切にしたいな~と。家に帰ってまで人付き合いしたくないというのもありますし(笑)でも、子どもは好きなので、欲しいと思ってますが、父子家庭は何かと障壁がありそうなので…。

あみなか:あれ、結婚は考えていないのに、いきなり父子家庭ですか!(笑)確かに父子家庭も色々大変ですね。ニュース等では母子家庭の問題について取り上げられることが多いですが、父子家庭についても実は多くの課題が指摘されています。

将来への不安や期待

あみなか:続いてのテーマは…「将来」について。
将来への不安や求めること、などなど自由お聞かせください!

W・S:正直なところ、将来は不安です。特に老後の生活とか…。

S・S:私もかなり不安です。就職できるか、老後年金がもらえるのかとか。年金とか福祉などの社会保障方面に国の予算ってもっと使えないものですかね!?私が、公務員になりたいと思ったり、結婚や子育てもしたくないな~って思うのも、年金などの社会保障面での不安が影響しています。やっぱり、少しでも堅実な道を選びたくなりますし、家族を養うっていうことを躊躇してしまいますね…。

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N・T:正直、年金を信用できない~!

あみなか:みなさん、将来への不安が大きいようですね。特に年金や社会保障など。社会保障を充実させようにも、今の国の財政状況は大変厳しいですからね。国の予算の半分は借金です。

Y・S:私も将来が不安です。だからこそ、国を頼ったり、過度な期待をしないで、自分がしっかりしなきゃ!と思います。病院が足りていないとか、介護施設が足りていないというのは、今の家族形態がコミュニティが無いことが原因なんだと思います。三世代同居でコミュニティを作る考えもありますよね?

あみなか:千葉市では新たに三世代同居する世帯などに費用の一部を助成しています。国でも三世代同居に向けた改修を行った世帯に対し、所得税の軽減が検討されるなどしています。

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Y・S:将来への不安はとても大きいのも確かですが、もっとワクワクしたいです!海外に行くことを学生時代に推奨してもらえると嬉しいです!学生は時間があって吸収できる時期なので1年間とか単位を使って勉強できる制度があると一歩踏み出しやすいかなと思います!

あみなか:海外の大学で取得した単位を国内でも認めてもらえると留学しやすくなりますね。そして留学経験が就職に際して評価されればより留学しやすくなると思います。また、私費留学に対する奨学金があったら経済的な面で楽になると思います。ただ、留学以前に、そもそも日本は学費が高く、奨学金に対する公的な支援も低い状況ですね。こうしたところから議論をしないといけないかもしれません。

W・S:大学でのセミナーを県や国でどんどん推奨して欲しいです。起業されている方の講義やコミュニケーションをとれる機会を、大学のプログラムの中に取り入れて欲しいです!個人個人では、そういったセミナーに参加している学生もいますが、そこまで積極的な学生はごく一部。大学の講義に取り入れてもらえれば、起業家の方に触れる機会はかなり増えるので、もっとイキイキとした気持ちになれる学生は多いはずです!

あみなか:なるほど!色々な職業のロールモデルを学生に紹介するのは効果的ですね。

【あみなかのまとめ】
今回の対談では、学生の皆さんは概ね日常生活には満足しているように思われます。しかし、近い将来では就職に、遠い将来では年金・社会保障、つまるところ国の財政の持続性に対する不安が相当あるように思われました。また、良好な学習環境に対する要望もあり、これらにいかに応えられるかが大人の役割だとも感じられました。

 

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左からN・Tさん、S・Sさん、W・Sさん、Y・Sさん


千葉の明日に人生をかける
千葉県議会議員(千葉市中央区)
あみなか肇