総選挙による県議会の日程変更について
2014.11.13 - ブログ
今日現在、マスコミ等では年内のいわゆる解散総選挙について多く報道されています。
仮に報道通りの総選挙が実施されることとなった場合、以下のような点が懸念されます。
今から約2年前、平成24年11月16日に衆議院が解散され、同年12月4日公示、16日に衆議院議員総選挙が施行されました。
当該選挙期間中は12月定例千葉県議会の日程とも重なっていたため、県議会は当初予定されていた日程を変更した経緯があります。
具体的には、
①総選挙の公示日と同日に予定されていた県議会の一般質問日を休会日にし、質問日を翌日以降に繰り延べた
②通常2委員会ずつ4日間開催する常任委員会を、8委員会まとめて1日で実施した
等です。
常任委員会を複数の日にわたって開催するのは、県民の皆様が各委員会の傍聴を可能とするためというのも理由の一つであるはずです。
千葉県には千葉県の課題が存在し、これを熟議する県議会が、国政の影響を受け、その日程等を変更し、県民の皆様にご迷惑をおかけすることは大変残念なことです。
「地方自治の自殺」とも指摘されかねません。
仮に、年内の総選挙が実施されることとなった場合、個人的には、こうした対応が今回の総選挙でなされることがないようにしていきたいと考えています。
千葉県議会議員
あみなか肇