– 笑顔で暮らせる千葉県づくり – 千葉県議会議員 あみなか肇

全国初 ヤード条例制定へ 9月議会上程なるか

警察庁発表の犯罪統計によれば、千葉県における、平成25年の自動車盗の認知件数は3,295件と、大変残念ながら、全国で断トツのワースト1位となっています。


千葉県で自動車盗が多い原因としては、ヤード(自動車の解体工場)が多数存在する(県内に473か所(平成25年末現在))、都市部に近い、道路網が発達している、港が近いことなどが考えられます。


大多数のヤードは健全に事業を行っていますが、ごく一部のヤードにおいて自動車窃盗グループがヤード経営者と結託をして、盗難車の解体作業場に利用している実態があります。

このため、県と県警は、各種法令に違反した行為が行われている不法ヤードを規制し、ヤードの適正な設置を図るため、「(仮称)ヤード設置適正化条例」を制定することとしています。

現在、当該条例(案)のパブリックコメントも終了し、罰則規定部分について検察庁と協議中であり、協議が整い次第、早ければ来月に開会される9月議会に提案される予定となっています。

これらの取組によって、自動車盗ワースト1位の汚名を返上しなくてはなりません。

あみなか肇は去る平成24年2月議会一般質問において、不法ヤードが盗難車両の解体、不正輸出の作業場となっているほか、不法滞在外国人の稼働、蝟集場所や薬物の使用、隠匿場所として利用されるなど、犯罪の温床となっている状況が見られ、治安上の大きな問題になりかねないことから、こうした不法ヤードをはじめとした総合的なヤード対策・自動車盗対策に取り組むことを強く要望していますが、引き続き、県及び県警のより積極的な対応を要望して参ります。

千葉県議会議員

あみなか肇