– 笑顔で暮らせる千葉県づくり – 千葉県議会議員 あみなか肇

千葉県 今週中にも天下りの状況を公表か

これまで当ブログでも指摘してきたように、県は、職員の天下りの状況について要綱に基づき公表することとしています。

公表にあたっては、7月1日時点の天下りの状況を8月末日までに公表することとしています。

したがって、今週中にも千葉県の天下りの状況について県政史上初めて公表されることとなります。

あみなか肇が約1年がかりで調査・県へ要望してきたことがようやく結実することとなります。

ついては、天下りの公表の内容を精査するとともに、県民の皆様のお声を頂戴しつつ天下りの原則廃止・適正化に向けて取り組んで参ります。

千葉県議会議員

あみなか肇

全国初 ヤード条例制定へ 9月議会上程なるか

警察庁発表の犯罪統計によれば、千葉県における、平成25年の自動車盗の認知件数は3,295件と、大変残念ながら、全国で断トツのワースト1位となっています。


千葉県で自動車盗が多い原因としては、ヤード(自動車の解体工場)が多数存在する(県内に473か所(平成25年末現在))、都市部に近い、道路網が発達している、港が近いことなどが考えられます。


大多数のヤードは健全に事業を行っていますが、ごく一部のヤードにおいて自動車窃盗グループがヤード経営者と結託をして、盗難車の解体作業場に利用している実態があります。

このため、県と県警は、各種法令に違反した行為が行われている不法ヤードを規制し、ヤードの適正な設置を図るため、「(仮称)ヤード設置適正化条例」を制定することとしています。

現在、当該条例(案)のパブリックコメントも終了し、罰則規定部分について検察庁と協議中であり、協議が整い次第、早ければ来月に開会される9月議会に提案される予定となっています。

これらの取組によって、自動車盗ワースト1位の汚名を返上しなくてはなりません。

あみなか肇は去る平成24年2月議会一般質問において、不法ヤードが盗難車両の解体、不正輸出の作業場となっているほか、不法滞在外国人の稼働、蝟集場所や薬物の使用、隠匿場所として利用されるなど、犯罪の温床となっている状況が見られ、治安上の大きな問題になりかねないことから、こうした不法ヤードをはじめとした総合的なヤード対策・自動車盗対策に取り組むことを強く要望していますが、引き続き、県及び県警のより積極的な対応を要望して参ります。

千葉県議会議員

あみなか肇

千葉県内の土砂災害特別警戒区域(2,492箇所)について

甚大な被害をもたらした広島の土砂災害。


先日Twitterでもお知らせしましたが、千葉県内の土砂災害特別警戒区域(2,492箇所)について、千葉県のホームページから確認できます。URLは下記のとおりです。


http://www.pref.chiba.lg.jp/kakan/sabou/keikai/index.html

(県土整備部河川環境課)


ご心配な方は、この機会にご自宅等の状況について確認することも必要と考えます。


千葉県議会議員

あみなか肇

千葉県議会議員定数について(続)

昨日の新聞朝刊各紙において、最大会派の自民党が県議会議員定数について新たに「C案」(下表の赤字部分)を検討していることが報道されました。

これまでも議員定数に係る問題については、当ブログで取り上げてきましたが、内容をアップデートして再掲します。

千葉県議会では最大会派・自民党が過半数を大きく超えて議席を占め、自民党の考え=(イコール)県議会の考えとなります。

最大会派で議員定数に係る調整ができず、多くの問題を抱える現行のままの定数・選挙区割りで次期の統一自治体選挙を実施することは、議会の不作為・怠慢とも受け止められかねず、回避しなくてはならないと考えますが、県民の皆さまはどうお考えになるでしょうか。

○産経新聞

【地方議会に注目!】
異例の10分前委員会“ドタキャン” 身を切れぬ県議定数見直し、千葉で自民迷走
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140813/chb14081312000001-n1.htm

なお、過去の当ブログでの記事は以下を参照してください。

http://ameblo.jp/hajime-aminka/entry-11892118761.html

千葉県議会議員

あみなか肇


原発事故指定廃棄物 最終処分場 国による早期の対応を!

千葉県内で発生した東京電力福島第一原発事故に由来する放射性物質を高濃度に含んだ焼却灰等の指定廃棄物(8,000ベクレル以上/1㎏)について、県は一時保管するための施設を手賀沼終末処理場(我孫子市・印西市)に来年3月までの期限で設置しています。



(一時保管施設の内部の様子)


現在、その一時保管施設には、柏市(296トン)、流山市(178トン)、松戸市(52トン)からの合計526トンの指定廃棄物が保管されています。

そして今回、県は、一時保管施設を来年3月で閉鎖するために、柏市、流山市、松戸市に指定廃棄物を持ち帰る準備をするよう要請しました。



(柏市南部クリーンセンターの内部の様子)

指定廃棄物を持ち帰るためには、場所を確保し、予算を確保し、施設の設置をする必要性があることから、この時期での要請になったものと考えられます。

一時保管施設が設置されている我孫子市、印西市にとってみれば、約束どおり来年3月での一時保管施設の撤去が強く望まれているものと考えられます。

その一方、柏市、流山市、松戸市にとってみれば、国が来年3月までには最終処分場を設置し、そこに指定廃棄物を搬入するはずだったものが、それが設置されていないため、指定廃棄物を持ち帰るための準備を進めなければならなくなってしまいました。

そして千葉県内に設置されるとされている最終処分場については、現在のところ、その候補地すら決定していません。

今後、国が責任を持って最終処分場の候補地を選定し、その理由や将来の安全性等について県民に丁寧に説明し、理解を得ることが不可欠であると考えます。

なお、千葉市が保有する指定廃棄物は7.7トンで、新港清掃工場の建屋内に一時保管されており、今後、最終処分場が設置されればそこへ移送される予定とのことです。

あみなか肇は指定廃棄物の最終処分等に係る国・県の動向を注視して参ります。

千葉県議会議員

あみなか肇