県職員の再就職状況の公表 要綱を制定し、課長級以上を公表へ!
2014.02.25 - ブログ
本日千葉県議会において、会派の代表質問が実施されました。
その中で県は、県職員の再就職状況の公表について改善を図ることを表明しました。
具体的には、千葉県では、退職した県職員の再就職の状況については、公社等外郭団体に再就職した、部長級以上の職員に限って公表していました。
また、その公表の根拠として、要綱等を定めていませんでした。
それが本日の代表質問に対する答弁として、県職員の再就職の状況の公表については、要綱を定め、公表は課長級以上とすることとしました。
私が実施した全国調査では、公表基準を部長以上としているのは千葉県だけ、副部長(次長)以上としているのは岩手県だけ、それ以外の都道府県ではおおむね課長級以上を公表の対象としています。
また、公表の根拠も、条例、要綱、要領、指針等を定めているのが42団体で、根拠規程等を設けていないのは、千葉県を含む5道県のみとなっています。
これらのことから、再就職の公表の対象が一部の部長級以上であり、かつその根拠規程等を有しない千葉県は、この分野において全国ワースト1位といっても過言ではない状況となっていると考えられます。
しかし、今回、上記のような状況を指摘することによって、県は、早急に改善を図ることとしました。
千葉県議会議員
あみなか肇