県内地名 中国で商標登録 県は影響監視へ(商標その2)
2014.01.20 - ブログ
千葉県内の市町村54団体のうち、20団体の市町村名が中国において商標登録されていることが、あみなか肇が実施した政務調査によって初めて明らかになった問題。
あみなか肇は県に対しこの問題に対応するため、以下の点について提案しました。
①商標登録されている地名の実態調査を実施すること
②今後、商標登録されないよう、監視体制を整備すること
③市町村等に対して、地名ブランドの意識向上にむけたセミナー等を開催すること
④今後、県内のどの地名を商標登録されないようにするのか、戦略的なビジョンを構築すること
その結果、県は中国における県内市町村名の商標登録の状況について、それまで特段の対応を図っていませんでしたが、県内地名が中国において商標登録されている状況について早急に実態調査を実施し、発表しました。
また、県は、県内地名が商標登録されないよう、中国商標局のウェブサイトを定期的に監視する体制を構築しました。
さらに、県内市町村などを対象として商標に対する啓発のためのセミナーを開催し、地名ブランド意識の向上を図りました。
<商標登録されている県内市町村名>
千葉、野田、成田、東金、旭、柏、八千代、
鴨川、富津、浦安、八街、印西、白井、富里、香取、山武、多古、芝山、長生、長南
<商標登録されている県内市町村名以外の県内地名>
利根川、房総、上総、下総 など
あみなか肇はこれら県の対応を評価するとともに、千葉県内の地名が中国で冒認出願されないよう、千葉県内の地名は自分たちで守るという強い決意と実効的な体制づくりにむけ、皆様とともに引き続き今後の県の対応を注視していきます。
千葉県議会議員
あみなか肇