県外郭団体 ずさんな資金運用 仕組債(その1)
2013.12.27 - ブログ
千葉県の外郭団体37団体のうち、4団体において、ハイリスクとされる「仕組債」を総額131.3億円保有しており、平成23年3月末現在で32.5億円の評価損を抱えていることが私の実施した政務調査によって初めて明らかになりました。
県はこの様な実態を把握していませんでした。
また、この「仕組債」に関する問題については、巨額な評価損、ずさんな資金運用の実態などから、新聞各紙やテレビニュース等の報道でも大きく取り上げられました。
仕組債とは、デリバティブ(金融派生商品)を仕組みとして利用した債券で、為替相場、株式市場及び金利等の指標によって、受取ることができる利子の額や償還時の元本が変動する債券です。
当初は数%もの利子の受け取りが期待されるものの、その後の為替相場等の動向によっては、満期まで利子がつかず「塩漬け」になってしまう可能性もある、一般的にはハイリスクな商品と考えられています。
≪以下、次号へ続く≫
千葉県議会議員
あみなか肇