液状化対策・その3
2011.07.05 - ブログ
先月実施した、液状化で被災した地域の視察報告の続きです。
今回の震災では、浦安海岸の一部では、耐震護岸で地震の揺れによる被害は免れることができたものの、液状化による被害を受けてしまったとのことです。
本来は木の板のところに堤防がありましたが、写真の右側・下方に向かって移動してしまっています。つまり、液状化によって、海に向かって数メートル押し出されるとともに、数十センチ地盤沈下してしまっています。
下の写真は少し見にくいですが、護岸の先端が崩落してしまっています。
今後は埋立地における護岸及びその周辺地について、耐震策のみならず、サンドコンパクションパイル(砂杭)工法等の施工を含めた液状化対策もしっかりと実施していかなくてはなりません。