千葉県行革審議会 開催される
2014.08.07 - ブログ
本日、平成26年度第2回千葉県行政改革審議会が開催されました。
議題は、民間企業における人材育成や高齢職員の活用等に係るヒアリング調査を踏まえ、千葉県の現状と比較し、今後の県の人材育成等のあり方について意見交換をするというもの。
主な意見としては
・県庁におけるジョブローテーションについて
民間と比較し、期間が短いのではとの意見
短くても業務を遂行できるのはコアスキルが高いからではとの意見
・研修について
研修受講者に対するインセンティブを与えるべきではとの意見
・人事評価について
評価システムに正解はなく、常に見直しが必要との意見
地公法の改正を踏まえ人事評価の積極的活用が必要との意見
・県の職制・職名について
県民に分かりやすい形で整理すべきとの意見
・ライフワークバランスについて
仕事を減らすことも必要との意見
女性の働きやすい環境を整えるべきとの意見
等々が述べられました。
全体的な印象としては、かなり議論が拡散してしまった感があります。
また、ある委員からは、県議会に対する意見として、「議員定数についての結論を出せない県議会について、行革審議会から何か言えないのか?」との行政改革審議会に対する知事の諮問の範囲を超える意見も述べられたのが印象に残りました。
行政改革審議会の会長、辻琢也一橋大学大学院教授は、私の大学院時代の恩師・指導教官でもあり、審議会の議論について引き続き関心を持って注視して参ります。
千葉県議会議員
あみなか肇