投資信託でも評価損10億円 県外郭団体 仕組債(その4)
2014.01.18 - ブログ
千葉県の外郭団体のうち、県私学教育振興財団では、「仕組債」以外に、投資信託でも約10億円の評価損を抱えていることが、あみなか肇が県に要求して実施された調査で明らかになりました。
県の外郭団体が保有する仕組債と投資信託の評価損の合計は約40億円近い額に上ることとなります。
多くの外郭団体において、現職の県職員が団体の理事及び監事等として就任しています。これは当該団体への最大の出資者として又は県と密接関連性を有するものとして団体の運営等に関し、県の一定の関与が必要とされているためと考えられます。
ところが、今回の仕組債のケースでは、団体の資産運用等に関し、当該理事等が指導・助言を行うなどの期待された役割を果たすことができませんでした。
あみなか肇は、団体の資産運用等を含む団体運営に関して、当該理事等の適切な指導・助言を行うことを求めるとともに、県監査委員による監査の実施を議場において強く求めました。
この結果、県監査委員による監査が実施されることとなりました。
≪以下、次号へ続く≫
千葉県議会議員
あみなか肇