県は事態を把握せず 県外郭団体 仕組債(その3)
2014.01.06 - ブログ
千葉県の外郭団体37団体のうち、4団体において、ハイリスクとされる「仕組債」を総額131.3億円保有しており、平成23年3月末現在で32.5億円の評価損を抱えていることが私の実施した政務調査によって初めて明らかになりました。
あみなか肇1人 vs 県職員15人以上
奥に1人で座っているのがあみなか肇
多勢に無勢の中、資金運用の実態把握と今後の対応スキームについて要望
この、あみなか肇の調査が実際されるまで、県はこの様な実態を把握していなかったことを、「外郭団体の財務諸表はチェックしていたが、仕組債の保有については把握していなかった。」、「(仕組債は)盲点だった。」として、県議会総務防災常任委員会の中で認めました。
県の外郭団体37団体は、県から当該団体への出資・出えんが25%を超える等、県との密接関連性を有する団体として「指導対象団体」とされています。
公金が投入されている以上、県は各外郭団体がどのような資産運用を実施しているのかを詳細に把握しておく必要があります。
特に、リスクが高いとされている仕組債については、より詳細な運用実態の把握を県に強く求めた結果、県も重い腰をあげ、実態把握のための調査を実施しました。
≪以下、次号へ続く≫
千葉県議会議員
あみなか肇