将来の安心の介護モデルを『中央区』から!
2015.03.23 - ブログ
あみなか肇
都市部ほど少子高齢化が急速に進展する傾向があります。千葉県、千葉市もその例外ではなく、県は今後全国2番目のスピードで高齢化が進みます。
特別養護老人ホームに入りたくても入れない、待機者の数は全国で52万人以上、千葉県内でも約2万人もいます。
その一方、特養ホームなどの施設ではなく、在宅介護を希望する場合であっても、千葉県では介護人材が不足しており、また在宅医療の資源も全国最下位レベルとなっています。
県は、特養の拡充のため、今年度予算でおよそ1300床分、約16億円を計上しています。
熊谷千葉市長
施設面で言えば、千葉市は特別養護老人ホームを計画的に整備しています。また、財務省とも連携し、国有地を利用して介護施設を整備するなど、全国的に見ても先進的な取り組みをしています。
また、これからは在宅介護も重要になります。そのための地域包括ケアを推進します。
市としては、住み慣れた地域で医療・介護を受けられる環境を作るため、安心ケアセンターを12か所から24か所へと倍増させました。これからもっと増やして、各地域の拠点となれるよう整備していきます。
さらに、千葉県内で初のケースとなる認知症の初期集中支援チームを、中央区をモデル地区に指定し実施しています。
介護施設、介護人材の確保、在宅での介護・地域包括ケア、認知症についてなど、千葉市は先駆的な取り組みに挑戦し続けています。 是非、中央区から将来における介護のモデルを作っていきたいですね。
(以下、続く)