あみなか肇の政務調査で発覚 ずさん管理 県有地 不法占有4万平方メートル超
2015.06.19 - ブログ
【徹底した行革特集 第3弾】
あみなか肇が取上げ、新聞やテレビなどで大きく報道された政務調査について、改めて皆様にお伝えします。
○問題の所在
第三者によって不法に占有されてしまっている県有地が合計14カ所、約4万1000平方㍍にもなることを、あみなか肇が政務調査で明らかにしました。
政務調査を実施する中で、担当課からのヒアリングによれば、不法占有されてしまっている県有地について、その占有開始時期が分からない、戦中・戦後あたりから占有されてしまっていると思われるなどという、民間企業では到底考えられない大変ずさんな管理が発覚しました。
○不法占有されてしまっている具体例
政務調査の結果、以下のような不法占有の例が明らかになりました。
① 不法占有した県有地に住宅を建設し、そこに住んでいる
② 不法占有した県有地に賃貸住宅があり、不法占有者が大家として入居者から賃料を徴収している
③ 不法占有した県有地上で修理工場などを営んでいるなど、 県有地の管理としては看過できない例が多数見られました。
○今後の課題
県有地は県民共有の財産であり、これを第三者が私的に使用することは決して許されず、県によるしっかりとした管理が求められます。
あみなか肇は、法的措置を考慮に入れた厳正な対応を県に強く要望しました。
また、県有地のうち、利用されていない土地が285件、252ヘクタールあることも明らかにしました。ちなみに、東京ドームの広さは約4.7ヘクタールとのこと。
すると、東京ドーム約54個分の利用されていない県有地があることになります。
あみなか肇は、県に対し、財産管理の適正化や財源確保の観点から、未利用県有地等の売却・処分等をより一層、推進するよう要望しました。
また、処分困難な未利用県有地等については、暫定的な賃貸などの有効活用を検討するよう要望しています。
千葉県議会議員
あみなか肇