あみなか肇の独自調査で発覚 県・外郭団体32億円の含み損
2015.04.05 - ブログ
【徹底した行革特集 第1弾】
あみなか肇が取上げ、新聞やテレビなどで大きく報道された政務調査について、改めて皆様にお伝えします。
○問題の所在
千葉県の外郭団体37団体のうち、4団体において、ハイリスクな投資(仕組債)を総額131.3億円した結果、平成23年3月末現在で32.5億円の評価損を抱えていたことがあみなか肇の実施した政務調査によって初めて明らかになりました。
また、投資信託で約10億円の評価損を計上している団体も明らかになりました。
外郭団体には私たちの税金が投入されています。それにも関わらず、資金運用にあたりしっかりとしたリスク管理がなされていない点、情報公開をしていない点、さらに県も実態を把握していなかった点などが大きな問題でした。
○県のとった対応
あみなか肇の提案どおり、県は以下のように対応しました。
① 外郭団体の資金運用の状況を調査し、その実態を明らかにしました。
② 外郭団体に対して、県によるヒアリングや文書指導など、指導・助言が実施されました。
③ 県監査委員は外郭団体4団体に対し監査を実施し、大変厳しい監査結果を報告しました。
④ 各外郭団体の資金運用に係る規定の整備・見直しが実施されました。また、資金運用に関する情報を公開していなかった団体も、早急に情報を公開しました。
○現状と今後の課題
県の外郭団体には、公金が投入されています。このため県が監督し、適正な資金運用について監視するとともに、資金運用の実態について情報公開されなくてはなりません。
現状では、あみなか肇の提案に沿って、外郭団体の資金運用体制のみならず、団体運営全
般にわたって、県からのチェックが及ぶようになり、一定程度の適正化が実現しました。
私たちは引き続き外郭団体の適正な運営がなされるよう、注視していく必要があります。
千葉県議会議員
あみなか 肇